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生活習慣を変えて不眠症を治す

不眠症というのは、実は生活習慣を見直すことで治る可能性があります。
まず、最も大きな原因としてストレスが挙げられます。
仕事上のストレス、日常での過度のストレスが原因で、不眠症になってしまう可能性があります。

交感神経はいうなれば本能的には行動を起こす緊張状態を保つ役目をもっており、副交感神経は体を休ませるための働きをもっています。
ストレスは入眠前にリラックスしなければならないのに、交感神経を活発にしてしまう効果があり、睡眠に欠かせない副交感神経のはたらきを抑制してしまいます。
副交感神経が抑制されることは不眠症の大きな原因の1つです。

さらにこの作用は、ストレスによってだけでなく、早く寝なければならない、などと気が急く時にも起きます。
そのため、眠れないならば、無理して眠ろうとするよりは、ぬるめのオフロに入ったり、リラックスできる空間で気を休めるなどして交感神経の働きを抑えましょう。
この交感神経の活発化には、スマホやテレビといったものの光も関係しています。

私達は本能的に朝、日が昇るとともに目覚め、沈むとともに体が休息に入ります。
しかし、人工的な光りに照らされていると、体はその時間を司る能力を失ってしまいます。
睡眠時間1時間前には明かりを消して、体に夜だと伝えることが重要です。

眠れない時には寝酒が良い、という話もあります。
これはたしかに事実なのですが、実際には強引な手段で、あまりオススメできません。
アルコールは副交感神経の作用を促進させるので、睡眠薬にも含まれる睡眠導入剤と同じ働きをもたらすことから、一時的には有効に使えます。

しかしこれは、交感神経の作用をアルコールの力で強引に抑えているだけです。
そのため、人の体はアルコールへの耐性を生み、やがてアルコールの作用は弱くなってしまいます。
結果としてお酒に対する耐性が増していく度に、眠るための酒量がどんどん多くなってしまいます。

その結果、アルコール依存症になってしまい、不眠症と合わさることでそれをさらに深刻化してしまいます。
そのため、不眠症の治療法として飲酒という手段に出るのは、非常に危険といえます。
そのため、規則正しい生活習慣を保つことがもっとも安全で効果的な方法といえるでしょう。
もしそれでも効果が得られないのであれば、専門医にかかりましょう。

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